結果は3時間43分(グロス)、3時間43分(ネット)でした。
今回は、実は無料で参加しております。神戸マラソンに参加した時に、受付会場で案内をもらった茨城空港のキャンペーンを通して、出走権をいただけました。ありがたや。今シーズンはよく抽選にあたっていましたが、無料出走までできるとは。
今回の目標と作戦はこう。
- 目標は3時間50-45分
- 前半は5:30/km程度で走り、後半調子よければ加速する
- 特に狙いのエイドもないので、淡々と水とスポドリを取り続ける
春レースなの具体的にはあまり考えず、まったり自分のペースで走ろうというファンラン。
スタートは9:45, 9:50, 9:55という3ウェーブスタート。S,Aブロックが3時間半よりは速いグループ、Bが3時間半から4時間半のグループ、Cがそれよりゆっくりのグループといった印象。
スタート整列は厳密ではなく、目標タイムのプラカードを持っている人のあたりに立つ形式で、道路横も仕切っていないので横入りし放題。全体的にゆったりしていておおらかな雰囲気だった。スタート10分前くらいになると、駆け込んでくる人がどっと増えてきます。
5分おきの3連続ウェーブってドタバタしそうなのに、スタッフさんがとてもうまくさばいていました。この人数でスタートにストレスないのすごい。
土浦駅から会場方向への通路の垂れ幕。写真とっている人おおかった。
会場内の野球場も開放
ペーサーはつくば大の学生さん。風船ではなくのぼりをかつぐスタイル。
スタートでテンション高く盛り上げてくれる有森裕子さん
●0-10km:スタート0:02、26:35(5:19)、26:29(5:18)
ほぼ最前列だったので2秒で通過。もし最前列で、先にスタートライン踏んじゃうと時計が回っちゃうんだろうか、と思ったりした。試そうとは思わないけれど。
スタート直後なので、まわりはすっ飛ばしていきます。4:30/kmで突っ込んで行く人も多いけれど、ちょっとつられて自分も4:50-5:00/kmまで速くなった。かすみがうらマラソンは街中スタートで、最初の5kmは幹線道路やJRの跨線橋を連続して渡るので、起伏がある。登りのペースダウンを利用して、うまく無難なペースまで調整。ちょっと早いけれども、10kmこえてからもう1段落とせばいいかなーとおおらかに構えながら走る。
5kmも走ると郊外に出るので、コースの左右は、民家、田畑、工場のどれか。地方レースだなぁという実感。気温は20度だけれども、曇りのおかげで思ったより暑くない。時々吹く風のおかげでむしろ涼しい、とか余裕をいっちゃうレベル。
8kmらへんで前の会社のTシャツを着た方を見かけたので、話したりしながら前へ。
●10-20km:25:24(5:05)、26:58(5:24)
一緒に話していた方と話してそのまま15kmらへんまで。あっというまに感じたのでワープした気分。コースは広くないものの、あまりスピード差はないのでちゃんと流れている。ちょっとした起伏でペースが落ちたり加速したりするものの、5:00-5:20/kmで走る人が多い。流れにのっちゃったので、当初ペースよりはややちょっとペースは早くなった。
さすがにキロ5分一桁だとちょっと足を使ってるなって言う感じがするので、15キロからちょっと緩める。ちなみに15km地点は20mほど下り上りがあり、おそらくこのコースの一番のアップダウン。とはいえ息があがるような坂ではないので、無理せずペースをおとせばOK。
むかいに見えるのはかすみがうら市立博物館。昨日観光したかったが時間があわず断念。外観見れたからヨシ!
●20-30km:27:05(5:25)、27:08(5:26)
ハーフをすぎたら湖畔にむかって一気にくだり、後半へ。
ハーフ通過は1時間51分。予定より速いけれど、曇りで涼しかったことを考えると、そこまで突っ込んでいないかなというところ。
ハーフを超えたら20メートルの坂を下り、後半区間がスタート。これまでは丘の上の住宅地だったけれども、ここからは見晴らしの良い湖沿いの田園地帯。予想外ではあったんだけれども、めちゃくちゃ風が強くて向かい風。曇りというか霞んでいて思ったより景色も良くなかった。すぐ左がと思っていたが、田んぼや住宅があるので遠くのほうに水が見えるという感じ。季節柄ちょっと湿度も感じる。
向かい風の影響もあり、歩く人が増えてきた。給水所はコップを取った後に歩く人が多いので混雑気味。走り抜けるようにとるには、ブレーキかけたりしなければいけないので、脚を消耗してしまっている気がする。実際、うまくとれないところもあったが、給水所の頻度は高いのでどうにか。
向かい風のタイミングは無理せず緩めるも、ここから結構タイムを気にしながら走る。5分半で行けば3時間50分切れるなぁと思いつつ前へ。道幅もぐっと狭くなったおかげ(?)で、ランナーが詰まって風の影響を受けにくいのがありがたい。脚がへばっているときついだろうなぁ。
●30-40km:26:18(5:16)、25:48(5:10)
ペース計算をしながら、ゴールタイムを計算し始める。相変わらず風は強いので、あまり単独でペースアップしてしまうと早々に疲れてしまいそう。3時間50分はいけそうだけれど、3時間45分は5分20秒でも厳しいかなと思いつつ、じんわりペースアップ。
35kmを越えてもまだ脚はいけそうだったので、思い切ってペースアップ。後半はそもそも周りがペース落ちてくるので、自分がペース上げるにせよ、キープにせよ、単独走になってしまう。と考えて思い切ってみた。
向かい風のせいでタイムの数字は出ていないけれど、気持ちは本日のベストラップのつもり。
最後の2kmは街中に戻りながらなので、風も弱くなるしさらにペースアップをと思っていたものの、風と闘ってきた脚も疲れてきていたようで、熊本のようなスパートはかけれられず。とはいえ、陸上競技場が見えてくると自然と加速はされて、そのままゴール!
今年入ってから毎回ですが、思ったよりも走れて、実力がついてきたことを実感できました。
春レースなので暑さに構えていましたが、結局は風と戦うことになりました。
前半は集団の中でうまく走れると大きい。後半は周りのペースも落ちるのでペースキープでもアップでもどちらにせよ単独走で頑張ることになります。
今後の改善ポイント
・ランナーが多いレースでの給水取り方
今回良かったこと
・前半抑える→25km、35kmで段階的にペース上げるレース展開
全員もらえる地元名産品の醤油と、マフラータオルとの選択で選んだ地元名産品はれんこんもなかでした。
マクドのポテト無料券ももらいましたが、茨城、埼玉、東京の店舗でのみ使用可だったので、別のランナーに差し上げました。
子どもを2人連れているランナーさんを探して渡したのですが、とても喜んでくれたのでよかった。妻からも「徳を積んだね」と言ってもらえたので。これで次シーズンもマラソン抽選にきっと当選することでしょう。
着替えた後は、マッサージをしてもらいました。並ばず順番がきてラッキー。今シーズンよくマッサージもらっていて、マッサーの方によってやり方が違いますが、帰り道、翌日とても楽になるので、助かります。
会場は陸上競技場や野球場を含んだ運動公園全体でかなり広く、あちこちにブースが点在しており、かなり賑わっています。
今回の参加の一番の決め手となった茨城空港ブースにも立ち寄ってきました。
地元のクラフトビールやしらすなどの名産品、お土産も売っており、かなり賑わっていました。
ぱっとその場で食べやすいものがあると、もっと財布の紐を緩んだかも。
・会場入りは、スタート1時間前でも大丈夫。(荷物預け、トイレもさほどこまない。整列も必死にならなくてよい)
・暑さ、風にしろ、コース上でしのげるところは少ないので、抑えめ大事
・茨城空港のレストランははやい時間でメニューが絞られるので、あまりあてにはしない(土浦で済ましておいた方がよい)
・茨城空港のキャンペーンは要チェック
・茨城空港が最寄りだが、JR石岡からのバスの待ち時間が必要。時間調整は土浦の方がお店屋さんも多くて便利。
茨城空港のキャンペーン案内
荷物預け場所。自分で荷物を置いて、自分で回収する(置いた場所を覚えておかないといけない)
●レース情報まとめ
参加費 | 10,500円 |
参加人数 | 14,000人 (10マイルや5kmを合わせれば20,000人) |
案内 | 3週間前に郵送(Webでも公開) |
受付 | なし |
参加賞 | ・マフラータオルか地元名産品かをエントリー時に選択 ・地元のお醤油 ・JAの備蓄米 ・バナナ、ポカリ メダルはない |
アクセス | 会場はJR土浦駅から徒歩10分 |
トイレ | 多数あり |
更衣室 | 会場内のテント |
手荷物預かり | あり(置き場) |
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スタート整列 | 09:45,09:50,09:55のウェーブスタート 整列締切時間はなし |
スタート混雑 | 遅くとも1-2分 |
給水 | 水、スポーツドリンクが基本(14箇所) バナナやチョコなどで公式の特色エイドはない |
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