福岡マラソン(フル)に出場しました。
結果は3時間51分(グロス)、3時間49分(ネット)でした。
今回は、サブ4 & 給食全立ち寄りです!
●目標と作戦
今回の目標と作戦はこう。
- 目標はサブ4(前の日は歩き回りたいし、当日は暑いし食べ物とりたいのでタイムは狙わない)
- 前半はサブ4ペース(5:40/km)で様子見して、うどんや冷やしぜんざいなど全部とる
- 後半はペースをあげて気持ちよく走り切る
先月末の金沢マラソンの時と同じ感じです。
左が目標ペース、真ん中は色気だしたパターン、右端が自己ベスト
●スタート前
スタート会場は前方スタート組と後方スタート組でエリアが分けられている。
手荷物預け07:45、スタート08:20のところ、07時すぎに会場に着いたので、わりとドタバタしたものの、さっとトイレ行って荷物預けたらちょうどいい時間に。トイレの数はそこそこあったので思ったより並ばず、ありがたい限り。
気温も7時台で20度近く、ノースリーブで全く寒くない。幸い曇り後雨予報なので、走る間はちょうどいいかも。
スタートブロックは、歩道との間を完全にフェンスで区切られていて、横入りはできない構造になっている。Dブロックは前方組のボリュームゾーンのようで、縦長になっていました。
福岡マラソンは東から西へのほぼほぼワンウェイコースなので、スタート地点周辺にはもう戻ってきません。スタート会場のボランティアさんがランナーがスタート1に移動するのを見送ってくれます。手を振って見送ってくれるの、ぐっときました。いつかお目当てのマラソンの抽選に全然あたらない月があったら近場のマラソン大会のボランティアをしてみようと思いました。
こちら、道端で見つけた、かわいいクリニックの看板
●0-10km:スタート01:45、27:49(5:34)、27:11(5:26)
かなり前の方に並べたおかげでスタートはまさかの2分切り。
周りは5分ちょっとのスピードで走り始める人も多くて、どんどん抜かれていくけれども、スタートで勢いよく走ると後半失速することはよくわかってきたし、前回の金沢でファンランの醍醐味も知ったので、つれないように我慢して5分半/kmをキープ。
まだ8時台は晴れ間もあり、汗をすぐにかき始めてちょっと嫌な感じ。大濠公園を抜け、PayPayドームのあたりはまだまだ都心部のにぎやかな感じ。写真を撮り損なったけれども、PayPayドームの近くのローソンはホークス仕様で白と黄色になっていた。
●10-20km:27:45(5:33)、27:44(5:33)
博物館や図書館などの文教地区あたりから少しずつ建物が低くなっていき、10キロを超えると郊外の様相がでてくる。
海沿いの松原でちょっと足が疲れてきたような感じがする。以前は10キロ超えた位が1番乗ってきた感じ(要はトバしちゃう誘惑)なんだけれども、最近は10キロちょっとは疲れたような感じで、逆に20キロ前後の方がイケイケな気がする。
いずれにせよまだまだ自重。
福岡マラソンは初めてだけれども、昨日会っていた友人が車でドライブしてくれたおかげで、その地域ごとのちょっと下道端のご飯屋さんとかの情報も入ってるので、かなり解像度の高く楽しめていい感じ。
18キロ位から一気に田んぼが広がってきて、九州大学の伊都キャンパスへ。ここが1回目の坂道地点。そして唯一のスライド区間なので早いランナーたちも横目に。九州大学は大学時代の時にも交流のあったところなので、当時は伊都キャンパスには来なかったもののちょっと懐かしい感じ。
こちら、道端で見つけた、かわいいクリニックの看板
●20-30km:27:30(5:30)、27:45(5:33)
伊都の坂を降りて左折し、糸島半島の方へ。ここからはどんどん田舎ゾーンへ。道幅狭くなったけれども、人が混むような感じはなく。
25キロを超え、ようやくうどんに到達。フォークも端もなく、自力で吸い込むタイプ。うまく吸い込めてよかった。
右手に海岸沿いを走る区間はちょっと風があったものの、許容範囲。
直後の29kmで冷やしぜんざいとサラダチキン。ガチのレースなら取ってなかったかもしれないけれども、今日もファンランなので両方おいしくいただきました。
フォーク箸はなく、吸い込むタイプのうどん
●30-40km:26:53(5:23)、26:25(5:17)
30kmすぎの坂が、のらん坂と呼ばれている区間で、難所とされています。前日の車試走で坂の具合や距離感はわかっていて、思ったほどではなかったので、5:30/kmから5:40/kmまでちょっと落とすくらいで走り切れました。結局降りで加速したので、5kmラップでも加速できた感じ。
海沿いはリゾートっぽい雰囲気。
こちらの写真は、前日に車でまわった時のもの(実際に走るのは海沿い)
くだりの勢いで35-40kmも走っていると、結構まわりを追い抜けて気持ちよかった。前半を抑えたのもあるけれど、30kmから早く走るマラソンを実践できているなぁと実感。いい位置でスタートさせてもらったけれども、スタート位置相応のタイムでゴールしたい。
ゴールまであとちょっと
●40km-ゴール:10:57(4:59)
ここまで順調だったけれど、40キロ手前から太ももが急にきつくなってきて、伴ってふくらはぎもだいぶ苦しい感じ。呼吸よりも脚がしんどい。前回の金沢ほどには余力はない、が、やっぱり11分以下で走りたい。
ここで脚がつったら元もこもないので、騙し騙し足をいたわりながら最後まで行く。往診にこれ足がつったら元も子もないし。
ここでもっと走れたらなぁ、と実力を実感します。
ネットタイムも頭の中で計算していて、ギリギリ3時間50分切れるかなと、ラスト500メートルだけ疾走。結果、3時間49分59秒。
●感想
前半抑えて、後半あげていくの、余力も残しながらなので、マラソンをよく楽しめそうです。自己ベストは狙えませんが、旅行を兼ねての遠征だと本当にこれがいい。
今後の伸びしろ
・余力を抑えるペースを05:30→05:20-05:10/kmくらいに上げれれば。。。
今回良かったこと
・後半はいっぱいいっぱいまで追い込めた
・コース横の風景の楽しみ方
●レース後
ゴール後は、フィニッシャータオルとメダルを掛けてくれます。
全員配布の食べ物は、ポカリ、バナナ、メロンパンでした。
荷物を取りに行こうとしつつ、脚を軽くほぐすかと片足に体重をかけた瞬間、脚がつりました。
この後、マッサージゾーンでほぐしてもらいました。それでも三日くらい痛みがありました。
更衣室を出た先にランナー専用のおもてなしゾーンがあり、JAの焼きもち、大塚のボディメンテジェル、地元のジビエスープ、ノンアルコールビールなど、おいしいものがたくさんありました。数はそれほど多くなく、焼き牡蠣は食べられず、残念。欲しい人ははやくいった方が良さそうです(それができたら苦労はしない)。4時間ちょっと切るくらいの時間帯はほとんど並ばずにとれましたが、20分もするとどこもたくさん並んでいました。
ジビエフードを紹介するイノシシのぬいぐるみ
●参加賞・お楽しみ
今回もファンランなので、福岡を堪能してきました。
福岡にいる大学来の友人に前日は会っていたり、姉の家族の家に泊めてもらったりで、本当に旅行感覚でした。
福岡の友人には、車でマラソンコースを走ってくれて、それぞれの地域や、彼が行ったことのあるご飯屋さんなどいろいろ教えてくれたので、走りながらの景色もよく楽しめました。
前日に友人に連れて行ってもらったお寿司やさん
●レース情報まとめ
参加費 | 16,000円 |
案内 | 1ヶ月前にメールで連絡(スタート位置もわかる) |
受付 | 前々日と前日 |
参加賞 | ・食べ物:メロンパン、バナナ ランナーのみのおもてなしステーションで餅、スープ、ノンアルコールビールなど。 ・Tシャツは希望者のみ ・小さめのタオルとメダル |
アクセス | スタート会場は福岡中心部(天神駅すぐ) ゴール会場は無料シャトルバス15分+徒歩10分+JR-地下鉄40分で博多 |
トイレ | 多め |
更衣室 | スタート場所にはなし |
手荷物預かり | あり |
スタート整列 | 60分前(0720-0820)から並び始め、スタートは0820 |
スタート混雑 | Dブロック(A-J)で2分弱 |
給水 | 水、スポーツドリンクが基本 地元のスイーツ、プチデザート、トマトのほか、25kmで豆乳うどん、29kmで冷やしぜんざい、サラダチキンもでる |
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