姫路城マラソン(フル)に出場しました。
結果は3時間41分(グロス)、3時間38分(ネット)でした。
自己ベスト更新です!
●目標と作戦
今回の目標と作戦はこう。
- 目標はグロスでサブ3時間43分
- 前半は3時間45分ペース(5:20/km)で抑え、20km前後からじわっとあげていく。
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左が目標ペース、真ん中がスタートが混んでいた場合、右端が2019自己ベスト
スタートは寒いけれど、風もないし、走りやすそうと期待
●スタート前
一緒に出場される会社の方と写真を撮ったり一通り楽しんだあと、荷物を預けたあとはトイレに。
列が長いトイレに並んでしまったようで、8時から並び始めて、終わったのが08:40でした。そこからスタート整列にダッシュで間に合ったのは08:42。
締切は08:45なので3分前。危なかった。
遠い場所のトイレに並べばもう少しスムーズだったかと思うのですが、油断しました。
ぎりぎりのタイミングでトイレに行けた、とポジティブに思うことにします。
●0-10km:スタート03:01、26:57(5:23)、25:58(5:12)
A-FのCブロックスタートで、スタートは3分ほど。
最初の数百メートルは道幅は広いのですが、右折したあとはぐっと狭くなるので、なかなかスピードは出せず。
キロ6分で走れれば上等と思って心の準備はしていたので、あせらず無理せず。
結果的には5キロ30分より速かったので、焦って前に進んでいっても本当に消耗するだけだなぁと実感しました。
ちなみに、スタート直後に4:00のペーサーバルーンがキロ5分くらいで走り去っていき、8kmくらいで追いつきました。
とはいえ、ビハインドの1分は、このあとで取り返さないといけないので、早めにというよりかは、キロ2秒位ずつ、じんわりいきたいところです。
市街地を抜け、夢前川沿いへ。
前の人について淡々と走るとちょっとずつスピードに乗っていき、時々早くなりすぎるの、ペースキープの難しいとことです。
何度も時計を見て自重したり、橋の手前の微妙な起伏でいい感じに減速しながら、許容範囲で前へ。
川沿いのコースは、「言われないとわからない程度の坂」と書かれていることも多いのですが、そんな事はなく、ほんのり上りを実感できる程度でした。
後半が下りでタイムを稼げるのは、安心して前半抑えられていいですね。
余裕があるうちに8kmでジェル1本目。
●10-20km:26:34(5:19)、25:54(5:11)
16キロら辺で夢前川をわたり、折返しが近づいてきます。実際はもう1kmほど、田畑の間を北西に走ります。
ここでもう1本ジェルを。山間部で気温が下がっており、手がかじかんで封を切るのに随分苦労しました。冬のレースはもう1段階厚手の手袋があった方がいいかも。
20kmに近づくあたりから民家も増え、応援の人も出始めました。
あれだけスタート直後は抑えようと思っていたのに、ちょっとスピードを出し気味。風もなく走りやすかったのもありましたし。
●20-30km:25:19(5:04)、25:58(5:10)
ハーフ通過は、グロスで1時間54分、ネットで1時間51分。当初想定の30秒-1分遅れなのでまずまず。焦らずにはしれて何よりです。
あとはどこからペースをあげようか、と考えていました。
いい感じに下り坂なので、本当に気持ちよく走れていましたが、ここで調子のって走っちゃうと30kmの壁が待っているので、キロ5分は越えないように成り行きで。
走る間もほかのランナーを抜かすことが多く、少々不安になりながらも、想定か少し早いくらいで駆け下ります。
もうちょっと我慢してもよかったかなぁって言う気もしますが、結構周りにピッチやペースが合う人も多かったのでよかったことにします。
23キロの給水でみかんを確保。
27キロ位から一気に市街地にまた戻ってきて雰囲気が変わってきます。
30キロ手前でキットカットを確保。水分取り忘れたので食べにくかったけど、おいしかった。
●30-40km:25:11(5:02)、25:49(5:10)
下り坂は最南端の32キロまであって、橋を渡るのですが、実は30キロにも分岐する支流の橋を渡ります。
コースをあやふやにしか覚えていなかったので、方向感覚がわからなくなり、登っているのか下っているのかちょっとわからなくなり狼狽しました。よくわからないまま、2キロほど走りましたが、脚の向かうままにスピード緩めずに走って正解でした(上りだと思って抑えてたら、最後のタイムが苦しかったかも)。
32キロからは正真正銘の登り坂。サイクリングロードの横3-4mほどの道を登ります。
歩いている人はほとんどいませんが、距離が距離なだけあり、ペース落ちている人が多く、びゅんびゅん抜かしていきました。
この区間が一番ランナーズハイ状態になっていたかも。
35kmらへんでようやく残り時間とペースを計算してみたんですけども、5分20秒で走っていくとすると、グロスで5時間42分いけるものの、ちょっと余力がない感じ。今のコンディションからするともうちょっとスピード上げてもいいかなぁと。もともと5分15秒ペースで行くつもりだったんですけど、もう少しだけもう少しだけ。
結果的にはこれが良かった。
幸いすぐ前に走っていた方がピッチとペースがちょうどよく刻んでいらっしゃったので、申し訳ないと思いいつも後ろにつかせてもらいました。だいぶ楽させてもらいました。37キロ38キロ位まではだんだんきつくなってきたかなって感じがあったも、どうにかついていき、41キロ位までは一緒に走らせてもらいました。
市街地に入って残り5キロの看板が出たあたりから、ぐっと疲れが。。。
ここまでは気持ちにも余裕があったのですが、ちょっとした上りでもあったらつらいなぁという感じ。
ここに来て空腹がぐっと確かにジェルはニコ残ってたし、キットカット1個取った位だったのでしょうがないかなと。今からとても間に合わないのでこのまま最後まで行くしかないです。
38kmっておかやまマラソンに換算すると、まだ後楽園を越えてすらいないところなので、慢心はしていないんだけど、長く感じますね。
●40km-ゴール:11:31(5:14)
残りkmの看板を意識しちゃうと、本当に全然進まない。これでもキロ5分前半で走っているので、脚はちゃんと動いているのですけれどね。
ここまで作った貯金があるので、3時間41分はぎりぎりきれなさそうだけど、自己ベスト更新はいけそうです。ただ歩くわけにはいかないし、ここまでの3時間半をなんとしてもと。
あまりに空腹なので、41kmでジェル3本目。
このタイミングで妻からLINEの応援メッセージも。
ラスト1kmを切ってようやくお城が見てきて、残り400メートルで左折。ゴールが見え、くるっと1周。
妻が家でサンテレビで見てくれてるかなと、最後だけ猛ダッシュ。
ゴールイン!
●感想
今シーズンの3レース目、最後のチャンスで自己ベスト更新できてよかったです。コロナ以降の4年ぶりです。
今後の伸びしろ
・補給食をもう少しとった方が良さそう(今回はスタート前のジェル1、レース中3でぎりぎり足りず)
・冬は防寒対策を手厚く。
今回良かったこと
・コース上の人がそこそこで風もしのげるし、位置取りもそこそこ
・前半抑えること、何より大事(特に5kmを単独でもぐいぐいいけるようにしたい)
・起床後の準備がスムーズだった(朝食完食、トイレ、テーピング)
●レース後
●参加賞・お楽しみ
参加賞でもらったのはTシャツ。青色のシンプルなシャツでした。
今回、前日受付は午前中についたのもあって、混雑していない時間帯にゆっくり回れました。
お米やお菓子ももらい、また岡山マラソンのPRもしっかりされてきました。
近場だったらこれくらいの時間に行く方がのんびりしていていいかも。ご飯も食べられるし。
●レース情報まとめ
参加費 | 10,000円 |
案内 | 3週間前にゼッケン引き換え用紙が入った封筒を郵送 |
受付 | 前日 |
参加賞 | Tシャツ ゴール後にフィニッシャータオル(大)、メダル 食べ物:オニオンスープ、甘酒、城下町ドッグ |
駐車場・アクセス | 駐車場はなし 会場は姫路駅から徒歩15分(朝の時間帯は新快速がないのに注意)山陽電車は空いていた。 |
トイレ | スタート前20-40分程度 |
更衣室 | あり(地下駐車場) |
手荷物預かり | あり |
スタート整列 | 45分前(08:15AM)から並び始め |
スタート混雑 | Cブロック後方(A-H)で3分 |
給水 | 約3kmごとにスポーツドリンク 後半は、バナナ、みかん、キットカットなど 特色エイドはなし |
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