タイムをとるか、給食をとるか

タイトル通りの悩みです。

唐突ですが、これ、おかやまマラソンで出てくるエイドなんですが、すぐにわかる人いらっしゃいますかね。
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35.1kmの給水所で出てくる、フルーツコラーゲンゼリーです。果実工房GOHOBIさんの商品です。

この給食、ちょっとした思い入れがありまして。初めて出た時から、食べやすそうだしおいしそうだなぁ、と思っていたものの、1度も食べたこともなく、今年ようやく食べれた、というモノです。

30km過ぎてからのきついところで、4時間切れるかカツカツで走っていたので、過去2回は給水所で見た記憶すらないという状態。
前回の記事のように、今回は精神的にも余裕があったので、大げさな表現ですが、ようやくとれた念願の給食です。


走りながら食べようと思ったのですが、包装をうまく切れず、捨てるのももってのほかですので、大切にゴールまで運びました。
ゴールして着替えて食べようと思ったのですが、一緒にゴールをともにした相棒みたいなものですから、もったいない精神が出てしまいました。
結局、家まで持って帰り、妻に思い入れをとうとうと語り、優しい妻ですので、共感してもらい、そして冷蔵庫へ。

そんな数奇なフルーツコラーゲンゼリーなのです。





ところで、給水所でドリンクと食べ物をとると、結構ロスあるなぁ、と、今年のおかやまマラソンで感じました。
サブ4ペース(5:30−40/km)で巡航していても、給水所でペースを落としてドリンクをとる→紙コップを捨てる→食べ物をとる→ゴミを捨てる、とすればペースは6:00/km以下にはなりますし、もとのペースまで戻していくのに200-300mほどはかけていくと、一箇所あたり20-30秒くらいはロスしている感じがします。 給水所(ドリンク&食べ物)が10箇所とすると、200-300秒、3-5分です。

必要不可欠な給水のみにすれば、約半分、100-150秒(2-3分)はタイムを削れるのかなぁと皮算用していました。

しかし、せっかくなので食べ物はできるだけとりたいのが心理です。
長いレースなので変化を与えてくれる刺激ですし、給食に独自色を出してくるマラソンだと、後から自分で、あるいは他の方と話すときにも振り返るきっかけになりますしね。

逆にいうと、このような悩みから解放される場合としては、そもそも食べ物の楽しみが最初からないようなレースが考えられます。
たとえば、10km以下のレースとかだと給水はあっても給食はなかったり。もっとも、(コロナ前ではよくある光景だった)ゴール後の炊き出しを振る舞っていただいたりはありましたが。

河川敷のレースなんかも、タイムを狙う大会になりがちな上、給水所も淡々とスポーツドリンクとチョコやバナナなので、欲を出さないですみますね。

ぼちぼち、タイム狙い以外にも、レースの楽しみ方を増やしたいなぁと思い始めたところなので、いろんなことを考えるようになりました。
さしあたって、今週末の加古川マラソンは、硬派なレースですので、自分の走りに集中です。




よく冷えたフルーツコラーゲンゼリーは、やや硬めのゲルで、とっても美味しかったです。




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