11-12月にtwitterを見ていると、毎週どこかでフルマラソンが行われていて、「目標達成！」「惜しかった」などチャレンジのツイートが見られます。私もフルマラソン3シーズン目ですが、サブ４を目指した初めてのフルマラソンを振り返ると、あの時は明らかに経験不足だったなぁと思います。
目標達成までもう少しで惜しいパターンって、前半は好調だったが、後半で失速、ほぼこのパターンだと思います。失速の詳細が、脚が痛い、動かない、攣ってしまった、呼吸が苦しい、などいろいろあるかと思いますが、要は前半にとばしすぎで後半の分まで脚を使ってしまった、に収束するかと思います。
うまくペース、メンタル管理できない場面を振り返りました。
レースが終わって、振り返りをしている人から共感していただけるところもあるかと思います。
これ全部できたら、もっとタイム出るんだろなぁ、と思いながら書いてます。
目次
会場に早く着きすぎる
遅刻するよりはいいんですが、早く着いてやることがないからと寒いところで長時間立つのは避けなければいけません。理想は風がない屋内で断熱マット引いて転がっていることですが。
スタート前に水を飲みすぎてトイレに何度も行く
水を飲まないのはもってのほかですが、飲みすぎるとスタート前にトイレに行きたくて気になってしまうジレンマです。今や、しゃーないしゴール後に行くかぁ、くらいで構えていますし、体調崩しているとかのトラブルでない限りゴールまでいけるもんです。尿意があるとただただ気になります。
ジェルやサプリをどれだけ携帯するかわからない
ブログ見ていると、皆いろんなものを走っています。最小公倍数的に一通り持つと重いし、何kmで飲まなきゃ、とノルマみたいになって気をとれれます。事前に20-30km走って、開けやすい、飲みやすい、口にある、を3つくらい持てば充分かなというのが私の感覚です。30km以降は取り出すのも億劫になって摂らないか、調子が良くて摂る逼迫感がなくてやはり摂らないか、というのでそれまでに摂っています。なくても給水所の食べ物をおいしくいただいていけば、いけそうにも思います。
スタート直後の混雑に巻き込まれて焦る
ピストルが鳴ってから、スタートラインを越えるまで時間がかかるのは容易に想像がつきます。その差がグロスタイムとネットタイムの差だということも。その後もしばらくは（場合によっては5-10kmくらいまで）人が多くてなかなかペースが上がらない、というのはレースに出ないとわかりません。この混雑は30kmかけて取り戻すしかないのかな。
集団で走るのに慣れていない
大きめの大会だとペースランナーが走る大会も多いです。ペースランナーについていけば風よけにもなるし頭使わないので楽なのは確か。でも人数が多いので、周りのランナーとあたったり、給水所で大混雑になったり。一人で走っていると、給水のところで若干ペースを落として走ることになりますが、ペースランナーは給水でペースを落とさないので、遅れを取り戻すのに苦労します。
10-15kmが思ってたより楽に走れてしてしまう
レースがちょっと落ち着いてきて自分のペースで走れるようになるのと、体の調子が上がってくるのが同時にくるととても楽に走れるんです。練習もおなじはずなんですが、「今日は、いい感じやな。」くらいで留めておくとまだ良いのですが、記録もっと狙えるかな、と色気だすと碌なことにならなかったです。せいぜいハーフ通過くらいで気づきたいところです。最近は前半は必死にペース抑えています（まだつっこみがち）。
給水のとり方がぎこちない
給水テーブルは2つ以上が並んでいますが、最初の一つ目に殺到します。落ち着いて、２つ目か３つ目でさっと取れば、とわかっていても、みんなと同じ１つ目で確保しようとしてしまってました。割り切って早歩きでいいからきちんと水を飲んでいく方が後々良いんですけどね。焦るんです。
暑い、風が強いなどでどれくらい疲れが貯まるのかわからない
日差しがじりじり照っているとか、向かい風を一身に受け続けるとか。ペースがどれくらい落ちるか実感がないと、時計のペースばかり気にして結果的にオーバーペースになっていたのだろうなと思います。11月のマラソンって晴れると暑いですし、ローカルなマラソンだと集団になりにくいので風を受け続けることが多いですし。
30km以降のペースダウンが想像以上で前に進まない
じわじわペースが落ちてきても、まだ貯金があるうちは「残り10kmだから後は5:50/kmでもいけるな」と思っていても、気づけば6:00/kmくらいまで、どんどん落ちてきている不思議です。こうなると、もうペースは戻らないんですよね。
結局のところ、「サブ４走れる人は、もともと3時間50-55分くらいの走力がある人だよ」なんて身も蓋もないフレーズも、今となってみると、とても納得がいきます。サブ４ぎりぎりの人が経験不足で試行錯誤してるうちに、いつのまにか5-10分縮めてしまう、というのがありがちだと思います。
3時間45分、3時間30分を目指している今や、改善したところもありますが、まだまだ前半突っ込み後半失速型なので、今後も修正していきたいと思います。
この記事へのコメント