レース含めて、ランニングによるウォーミングアップについて考えようと思います。
●レース
レースの時にウォーミングアップのランニングはしますか?ストレッチは別です、そもそも必須です。
私は基本はしない派です。基本、というのは距離で多少変わります。
フル:ストレッチのみ、会場での移動だけで充分、最初の混雑含めた5kmがウォーミングアップ
ハーフ:フル同様
10km:ジョギング程度のペースで数百mだけ走る、最初の2kmだけはやや緩め
5km以下:200mくらいのごく短い距離を早めのペースで2,3本
少しでも脚を温存しておきたいという考えです。
普段の練習量が多くないので、脚の持久力が低い弱点があるので。
10km以下は、序盤からスピードを出したいので、ちょっとだけ準備しています。
少々のことがあっても走りきれるだろう、という距離だから少しでも早めにスピードをのせたい、
こんなところです。
●練習
高負荷な練習だとインターバル走とビルドアップ走をしています。
インターバル走は陸上トラックでやっているので、始める前にマラソンペース程度で4kmほど、
途中でスキップも混ぜながら脚全体を動かしています。
ビルドアップは最初の区間(4-5km)がウォーミングアップ代わりです。
ただ、マラソンペースよりはかなり速くTペース程度です(5:00/km)。
これだと最初の3km程度は呼吸も脚もまだきつい感覚があります。
●考察
ということは、ペースや温度等の環境要因はともかくウォーミングアップに3kmくらい必要としている。
なお、この3kmが過ぎると呼吸も脚も一気に抵抗がなくなり、非常に楽になります。
短い距離のレースだとこの状態を早く欲しい、と言えます。
逆に、フルや30km走の場合、ここで調子に乗ってペースを上げていくと、後半大変なことになります。
15km前後から怪しくなり始め、それでもペースを落とさないと30km近くになるとつらくなります。
長い距離を走った経験が少ない場合、疲労とオーバーペースを避ける意味でも、
前半のタイムが少々遅くなるのを許容できるなら、ウォーミングアップはしなくてもよい、と考えています。
以前に、「とにかく前半は飛ばさないことが一番大事だ」という趣旨を書いた記事でも同様に考えています。
ウォーミングアップについて考え始めたきっかけとしては、今週末はとある卓球の大会があり、
会場に1時間くらい早めに行って走ってから体育館に入ったところ、いつになくパフォーマンスが良かった、ということがありました。
先にランニングで脚が"デキて"いて、会場で台に着いて30分ほど打つときには全身使えるので、上半身や手先の感覚も"デキた"。
主観的なものですが、こんな感覚です。
ランニングに期待していたところとしては、「体を動かして運動モードにする」「まだ寒い時期なので体温を上げる」等で
懸念としてはもちろん「脚、体が疲れる」です。
午前にピークを持ってくる、には効果的でしたが、10試合近くするとさすがに持たないな、と思いました。
ウォーミングアップの量についてはまた考察してみたいと思います。
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